2022年7月3日日曜日

iDeCoて何?

 

iDeCo(イデコ)の特徴

自分で入る、自分で選ぶ、もうひとつの年金「iDeCo」(イデコ)

○ iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度で、加入は任意です。

○ iDeCoはご自分で申し込み、掛金を拠出し、ご自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができます。

○ iDeCoでは、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられています。

○ 日本は世界でも有数の長寿国と言われます。現在65歳の方の平均余命は、男性が20.05年、女性が24.91年となっており(「令和2年簡易生命表」厚生労働省)、65歳以降の生活が20年以上続く方がたくさんいらっしゃいます。

○ 「人生100年時代」が到来し、長期化する老後にそなえ、まず、ご自身の公的年金の状況を確認し、さらに、退職金や企業年金も含めて老後の資金を考えてはいかがでしょうか。

○ そして、税制上のメリットを受けながら、より豊かな老後生活を送るための資産形成方法として、もうひとつの年金「iDeCo」への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

65歳時の平均余命グラフ:男性が約20年で85.50歳、女性が約25年で89.91歳となっています。

iDeCo(イデコ)の概要

○ iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金は65歳*になるまで拠出可能であり、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。

  • *一定の条件があります。
  • 60歳になるまで、原則として資産を引き出すことはできません。
    iDeCoの老齢給付金を受給した場合は掛金を拠出することができなくなります。

○ 基本的に20歳以上65歳未満の全ての方(※)が加入でき、多くの国民の皆様に、より豊かな老後の生活を送っていただくための資産形成方法のひとつとして位置づけられています。

  • 一定の条件があります。詳しくはこちら
  • 企業型確定拠出年金に加入している方は、企業型年金規約でiDeCoに同時加入できる旨を定めている場合のみiDeCoに加入できます。

iDeCoの年金受取までの流れを説明した図。自分で拠出:自分で設定したかけ金額を拠出して積み立てていきます。自分で運用:自分で選んだ運用商品(定期預金、保険商品、投資信託)の毎月の掛け金を運用し、老後の資金を準備します。年金受け取り:受取額は、拠出した合計額や運用成績によって、一人ひとり異なります。

掛け金が積立期間を経て運用益と掛け金が増えていき、60歳になったところで老齢恐給付金を受け取る、というイメージ図。

  • 「元本確保型」の商品もありますが、投資信託等の商品の場合は元本を下回る可能性もあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿